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高さ13センチという小像ですが、衣文の線条は力強くはっきりしており、刀法も鋭どい。古風な感じをみせ姿は端麗です。 応永34年(1427)楠伊勢守正泰という人が、一刀三礼の礼をもって堅い赤せんだんという木に彫刻したものであると、像底に銘がほられています。 これは大恩寺先代住職の中島教典師が、大正4年から昭和9年まで20年間にわたり樺太の大泊の寺院住職、布教師、女学校長等に在勤中同地において入手せられたものです。 広報みと:❺文化財 昭和52年10月15日号より