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御津町商工会

㉒萩城跡

県道332号を名鉄名電赤坂駅より4.2㎞北東へ進むと、左手に慈眼寺(住宅のような建物)がある。ここを左折し、山陰川に架かる橋を渡り道なりに進むと、萩城跡がある。萩城跡は、山の尾根上にあり、東と北は切り立った崖と寺前川、南は勾配のきつい斜面、西は山並みにつながる要害の地にある。山の上面に10㌃ほどの主郭が、その北側には井戸のある曲輪があり、城の原形がよく残されている。嘉吉年間(1441~1444年)に清原右馬允がこの城を構えたともいうが、この城の歴史についてはよく分かっていない。  

   豊川の歴史散歩:❺三河天平の里から財賀・萩の山あいを行く 平成25年10月発行より