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法住寺はもと神場山にあったが、慶長9年(1604)ごろ今のところに移転した。それは領主松平長三郎の尽力によるもので、松平氏を中興開山とあがめているが、この寺の山門は神場山から移されたものであり、山門に飾られた蛙股には猫が彫刻してある。 これは、左甚五郎作と伝えるもので、むかしは夜な夜な山門よりぬけだして寺の庫裡に入り食物をあさったりして、困ったので時の住職が後足を1本切り落とし、目には釘を打ちこんでおいたら、おとなしくなったということである。現在は保護のため、山門から外して宝庫に収蔵してある。 広報みと:❹郷土の伝説 昭和51年10月15日号より