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御津町商工会

㉚ 『大日堂』

146.png広石字竹本53にあります。ご本尊は石造の大日如来です。真言密教の教主であり別名 を「毘盧遮那如来」といいます。太陽という意味であり仏の智慧が広大であらゆるところを照射する、宇宙の真実の有様を仏格化したものといわれます。広石の竹本、越川、片町の3つの島が管理しています。さて創立はいつでしょうか、つまびらかでありません。ただ棟札によれば宝暦10年4月(1760)奉建立大日堂、願主四へん念仏同行、庄屋竹本伊左衛門、組頭竹本伝十郎、鈴木平兵衛、大工大河原杢太夫としてありますから、少なくともこのころには存在していたわけです。現在の堂は大正3年4月世話人木本彦四郎、竹本重平、同清四郎、同惣次郎、同浅蔵、同三次郎、伺七兵衛、棟梁鈴木管治郎、脇棟梁竹本文吉、木挽渡辺作造、小田竹三郎、左官岩瀬甚松、瓦河原八重作等によって再建され大恩寺珠誉、浄宝寺了導両師により遷座式が修められました。お祭りは旧8月1日で、また盆の15日夜に初盆の人の提灯供養がありそれぞれ参拝者に菓子を施す習いです。境内に古いとちの木が3本ありましたが危険防止のため切倒され今一本だけ残っています。一隅に享保17年10月(1732)の銘ある庚申塚があります。

       広報みと❼文化財 (寺) 昭和60年9月15日号より