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御津町商工会

★常光寺の石橋 (7-①)

31.png上佐脇字屋敷にある。
ここの本尊様は延命地蔵尊で、安産の仏様縁結びの仏様であり、むかしより婦人の参拝が多かった。霊験あらたかで、古来武士といえども門前を横切るときは、下馬して通るを例としていたとのことで間々この禁を犯した武士が落馬負傷したことがあったとの言い伝えがあり、後年、大岡越前守忠相が一万石の大名になって上佐脇を領したとき、この話をもれ聞いて門前にかかる石橋の架けかたを、少し斜めに動かし参道を曲線にするよう示唆したのでそのとおりにしたところ、落馬の祟りはなくなったとの言い伝えがある。

         広報みと❹郷土の伝説 昭和51年1月20日号より