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御津町商工会

⑨服織神社

265-1.jpg松源院を出て南西方向へ進み、県道21号に出る。そこから西ヘ1.5㎞ほど進むと足山田の信号交差点がある。ここからさらに400m行った右手の一段高い場所に服織神社がある。慶長の頃(1596~1615年)に現在地に移転したと伝えられ、それ以前は南方の田の中のハトリという旧字名の場所にあったという。天機姫命を祭神とすることや神社名より、養蚕とかかわりのある神社であると思われる。

服織神社のツガ【市指定天然記念物】
マツ科の常緑針葉樹で、地元では永くイチイの木といわれてきた。イチイは「一位」に通じることから、神社の御神木としての扱いを受けており、大切にされてきた。幹周りは2m、高さは約18mある。

    豊川の歴史散歩:❻本宮山麓を行く 平成25年10月発行より